calelogプロジェクトは、現在、サービスカテゴリーとして注目されているオンラインカレンダーを、サービスとして成立させることを目的に事業化を計画し推進されています。このようなサービスが実現することで、様々なスケジュール情報が、オープンな規格でネット上へ配信されるようになり、スケジューリングや時間管理のマネージメントを行える社会インフラへ成長することを目指しています。
オンラインカレンダーサービスは、数あるWEBサービスの中で大きな可能性を期待されながらも、モデルの確立が最も立ち遅れているサービスカテゴリーです。特に日本においてはライフスタイルの違いもあり、この傾向は顕著であるといえます。
こうした状況下でオンラインカレンダーサービスをリリースすることは、未踏分野への進出という以上に、1つのWEBプラットフォームのサービスカテゴリーを、成立モデルや流通フローも含めて現状の日本市場へ向けてローカライズするプロセスであるといえます。
こうした中で顕著な我々の取り組みの特徴としては、これまでのモデルが個人がポータルへ投稿したイベントを利用するというソーシャルなものであるのに対し、事業者が発売情報などについて配信したものを利用するというモデルへとリデザインし、メディア情報流通へ事業者の積極的な参加を呼びかけている点があります。
さらに本モデルでは、この情報をユーザーがリミックスし再配信する仕組みを提供することを目標としています。これにより、事業者はメディア単位という生産方法に起因する垂直方向のサービス提供を続け、ユーザーがこれを横断して利用し組み替え水平方向の世界観を構築するという、両者に最適な関係が実現できると考えています。
本プロジェクトでは、この取り組みをリリース可能なサービスとして実現するために、3つの独立したサービス単位へブレイクダウンし、これらの相関を用いたモデルで表現しています。これらは配信・ハブ・利用の3つのシーンからなるシナリオで、ここではまず事業者によりリソースが配信され、その情報のハブであるポータルの構築が市場イメージを表現し、ユーザーがパーソナルなサービスを利用する過程で、情報を取得・リミックス・再配信しポータルへ還流するというサイクルを形成しています。
このようなシーンをサービス化したものが、事業者の配信を容易にするcalelogCMS、ポータルサイトとして運営されるyoutransit、オンラインカレンダーのsouseitのそれぞれに相当します。
テンポでは、こうしたサービスの公開やメディアハブでの経験を通じた、カレンダー情報フォーマットのマネージメントならびにコンサルティングの実現、ならびにWEBサービスの提供を通じて、テレビやカーナビなどの情報機器でカレンダーサービスの実装が可能となるための技術ならびにユーザーアカウントマネージメントを事業として提供できることを目標としています。